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二人目不妊についての説明→不妊治療は漢方の白井薬局へ

二人目不妊について

 二人目が欲しいけど、なかなか妊娠しないというのは
医療機関の診断で「第二子不妊」と言われるのが一般的だと思います。
ここ数年でインターネットで
「第二子不妊」や「二人目不妊」というキーワードを多く目にするようになり、
このことについて悩んでいる方が増えているのだなと感じました。

 年齢という大きな要素はあると思いますが、
実は二人目の妊娠がなかなかうまくいかない方の
ほぼ全員に共通するキーワードがあります。

それは「母乳」と「ストレス」です。

 妊娠を経て出産に至ると、
赤ちゃんに授乳できるようにお乳が張ってきますよね。
これに関しては
プロラクチン(催乳ホルモン)というホルモンが大きく関わっていて、
出産時期には多くのプロラクチンが分泌するようになります。

妊娠していない時も排卵後から徐々に分泌されるようになり、
月経前に胸が張るという原因のひとつにもなります。

このプロラクチンは母乳が出るように働きますが
同時にFSHの分泌を抑制する働きもあります。
FSHの分泌が抑えられると排卵はしにくくなりますので、
基本的に授乳期間は妊娠しないのです。
(プロラクチンやFSHの分泌の程度によっては妊娠される方もいらっしゃいます)

 授乳を終えればこのプロラクチンの分泌は穏やかになるのですが、
なんらかの原因によって、分泌が多いままであったり、
プロラクチンに対して過敏に反応するようになった場合などは
二人目の妊娠がしにくいタイプとなってしまう傾向が強いですね。

 普段の生活としては
子供がいることで、楽しいことも多くありますが、
やらなければいけないことや心配事なども増えますので、
程度差はあると思いますが、
肉体的・精神的に疲れているのは間違いないと思います。

さらに、
こういう場合はストレスを今までよりも大きく(過敏に)受けてしまいます。
今ではストレスを原因とする疾患や症状が多く、
先に述べたプロラクチンも
実はストレスによって分泌が過剰になることがわかっているのです。
だからといって、
ストレスを無くすことはできないですし、
ストレスを緩和することも簡単なことではないです。

 漢方薬ではプロラクチンに対して駆オ血剤の適応となることが多く、
漢方薬を飲むことによって
血液検査でプロラクチンの数値が正常に戻る方は少なくありません

 二人目の妊娠について、
上記の様な部分はもちろんですが、
その他に体質的に改善した方が良いポイントがあれば、
その部分も含めて漢方薬で取り組んでいくことになります。

日頃のお食事についてはもちろんですが、
普段の生活で受ける多くのストレスも改善のスピードに大きな影響を与えます。
ご相談の時はストレス対処法やお食事のことなどについても
ひとりひとりに合った養生をお伝えしていきます。
 

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